飲食店や美容室、雑貨屋さんなどの小さなお店や、個人で起業している人が簡単に綺麗なホームページを作る方法について書いているサイトです。
ホームページの写真の撮り方 超基本編では、カメラの設定以前のことについて書きました。
カメラの設定をオートにして、ブレないようにきちんと構えて、構図をイメージしながら撮る。これだけでもしっかり意識すれば、いい写真が撮れるようになってきます。
でも、「なんか暗いな〜」とか「目で見ている色とちょっと違うんだけどなー」と思うようなこともあると思います。
そんな時に知っておくと、写真がもっと良くなるカメラの設定を3つ紹介します。
1.露出補正(ろしゅつほせい)
2.ホワイトバランス
3.ISO感度(イソかんど)
です。言葉はなんだか難しそうですが、カメラの設定をポチっと変えるだけなのでひとつひとつは難しいことではありません。
露出補正(ろしゅつほせい)で写真の明るさを調整する
露出補正という言葉がいかにも難しそうなイメージを与えますが、要は「明るさ」です。
露出補正の設定を変えて写真を撮るのは、撮った写真が「なんか暗いな〜」また逆に「ちょっと明るすぎるな〜」という時です。
露出補正の設定の操作の手順はカメラによって違うので、カメラの説明書の「露出補正」で確認します。「+/-」というようなマークで表すことが多いです。
露出補正の設定画面では、「-2」〜「+2」の間で数値を設定するようになっています。(「-3」〜「+3」まであるものも)
「+」にすればするほど明るくなって、逆に「-」にすればするほど暗くなります。
こんな感じです。
露出補正でホームページに載せる写真の明るさを簡単に調整できるのです。
お店や事業のホームページに載せる写真は明るめのほうが印象が良いので、普段から露出補正は「+1」くらいに設定しておくといいと思います。
なんか色が違うなーという時はホワイトバランス
ホワイトバランスとは何かっていいますと、「白」を「白」く写すように調整する機能です。
基本的にはオートで撮っていれば、このホワイトバランスも自動で調整してくれるのですが、時にはあれっ?なんか色が変だなーとか、目で見てるのと全然違うな~という写真になってしまうことがあります。
そんな時には「ホワイトバランス」を自分で設定することで、なんか色が変だなーという写真を「目で見ている色」に近づけることができます。
ホワイトバランスの調整の仕方もカメラの機種によって操作の仕方は違ってくるので、それぞれのカメラの説明書の「ホワイトバランス」をみてください。
カメラのホワイトバランスの設定ではだいたい、こんなマークです。
オートです。自動でホワイトバランスの調整をしてくれます。
屋外で晴れているときの撮影に使います
だいたいこんな感じです。白熱灯、蛍光灯は「蛍光灯1」、「蛍光灯2」みたいに、もうちょっと細かく分かれている物もあります。
ホワイトバランスの設定を変えて撮ってみました。
ホワイトバランスは基本的にはオートか太陽でいいです。でも、なんか色が違うなーという時にホワイトバランスの設定を変えることを知っておくと一発で解決します。
ISO感度の設定でブレを抑える
ISO感度は「イソカンド」と読みます。「アイソカンド」でも「アイエスオーカンド」でも間違いじゃないみたいです。
ISO感度というのは、カメラのイメージセンサーが光を感じる感度の良さのことです。数値が大きくなればなるほど、感度が良い設定で、暗いところでもブレずに写すことができるようになります。
ISO感度の数値が大きければ暗いところでも写せるのですが、その分画像が荒くなってしまします。
極端な例を挙げるとテレビで肝試しとか、暗い森での動物の映像とか、暗闇の撮影で使われる暗視カメラの映像って真っ暗でも映る超高感度なのですが、映像はザラザラしていますよね。
もちろん、ホームページに載せる写真はそんなに暗いところで撮ったりはしないのでそんなに極端にISO感度を上げることもないと思います。
基本的にはISO感度もオートにしておいていいと思います。でも、ちょっと暗いとこで取る場合、どうしても光の量が足りず自動でシャッタースピードが遅くなります。ゆっくりシャッターが切れるので、その間にブレてしまいます。そんな時はISO感度をちょっと上げて撮るとブレにくくなるのです。
写真の撮り方 基本編 まとめ
最初はオートで撮る、ブレないようにイメージした構図の写真を撮ることに専念するででいいと思います。
でも、あれ?なんかキレイに撮れないな〜となった時には、
写真が暗い、もしくは明るすぎるときは露出補正。
写真の色がなんか変なときはホワイトバランス。
暗いところの撮影で、ブレちゃう時はISO感度。
この3つの設定を思い出して、調整してみてください。